初めての輸出入をお考えのお客様へ。さあ、先方との契約もまとまり、次は通関業者にどこを選ぶかという段階。
電話をしてみたいが何から話せばいいのやら・・・、とお困りのお客様もおられるはず。
そこで、初めてヒロクラに電話を頂いたお客様を想定して、その会話をシュミレーションしてみました。お役に立てば幸いです・・・。
電話をしてみたいが何から話せばいいのやら・・・、とお困りのお客様もおられるはず。
そこで、初めてヒロクラに電話を頂いたお客様を想定して、その会話をシュミレーションしてみました。お役に立てば幸いです・・・。
ここでは中国から衣類を輸入しようとしているお客様を想定してみましょう。初めてお電話をいただくお客様とはこんな会話がなされます…
実際に業務をお引受けする場合は、下記以外にお客様から非常にたくさんの情報を頂くことになります。
このシュミレーションは基本的なお客様とのやりとりから抜粋したものとしてご了解ください。
このシュミレーションは基本的なお客様とのやりとりから抜粋したものとしてご了解ください。
はい、ヒロクラでございます!!
えー、こちら○○商事と言いますが、今度初めて中国から衣類を輸入するんじゃが、おたくで手続きなんかやってもらえるじゃろうか。
お問い合わせありがとうございます。わたくしども衣類の通関は得意としておりますので、安心してお任せください。
そりゃ頼もしいのお。それで、どれくらい経費が掛かるか知りたいんじゃが。
承知致しました。お見積りさせていただきます。ところで、輸出者様との契約はもうお済みですか?
もう済んどる。今週の土曜日に上海の港を出る予定じゃ。
CIF広島港になっとる。
CIF広島であれば海上運賃も保険料も輸出者負担ですね。
そうじゃ、そうじゃ。海上運賃も保険料も込みの値段で買うとる。
では日本側でかかる費用としては弊社の通関、輸送料等、関税、内国消費税、船社費用ということになりますね。
船社費用って何じゃ。海上運賃は向こうで払っとるが。
海上運賃が元払いであってもCYチャージやCFSチャージ等の名目で日本側の港での作業料として船会社が徴収する金額があります。航路によってだいたい決まっていますが、船社によって異なる場合もありますので、ここはあくまでも実費でのお支払いを頂くことになります。
そうなんか。
関税はどれくらいかかるんかのお。
関税はどれくらいかかるんかのお。
衣類の場合、関税率は非常に細分化されており一概に衣類だから何%とは申し上げられません。
普通の綿100%のシャツなんじゃがのお。
シャツでも材質や織物であるのか編物であるのか編物であれば編み方や刺繍の有無などによって税率が異なる場合があります。できましたらサンプル品と仕様書を頂き、その上で検討させていただきたいのですが・・・・。
ただ、経験的に言いますとだいたい○○%前後と思われます。
よっしゃ、じゃあ仕様書は後でFAXする。
サンプル品もあるから要れば貸したるよ。それで、経費の方なんじゃが・・・。
サンプル品もあるから要れば貸したるよ。それで、経費の方なんじゃが・・・。
うーん、わからんなあ。まだ船積書類がないからなあ。
多分20フィートコンテナの3分の1くらいのボリュームだと思うんじゃがなあ。
多分20フィートコンテナの3分の1くらいのボリュームだと思うんじゃがなあ。
そうですか、混載かコンテナ単位か微妙なところですね。
それと納入形態によっても経費は違ってきます。
小口混載貨物の場合であれば指定頂いた納入先にトラックで持って行くか港の倉庫に引き取りに来ていただくかですが、コンテナ単位の場合は次の中から選んで頂くことになります。
①コンテナのまま指定納入先に納入する。コンテナから貨物を取り出す作業はお客様にてお願いします。
②港の倉庫でコンテナから出してトラックで指定納入先に納入する。又は倉庫まで取りに来て頂く。
20フィートコンテナ写真①の場合は納入場所がトレーラーが入る場所でなくてはなりませんし、 人員も用意して頂く必要があります。
それと納入形態によっても経費は違ってきます。
小口混載貨物の場合であれば指定頂いた納入先にトラックで持って行くか港の倉庫に引き取りに来ていただくかですが、コンテナ単位の場合は次の中から選んで頂くことになります。
①コンテナのまま指定納入先に納入する。コンテナから貨物を取り出す作業はお客様にてお願いします。
②港の倉庫でコンテナから出してトラックで指定納入先に納入する。又は倉庫まで取りに来て頂く。
20フィートコンテナ写真①の場合は納入場所がトレーラーが入る場所でなくてはなりませんし、 人員も用意して頂く必要があります。
納入先は広島市西区のうちの倉庫じゃが、ちょっとトレーラーは入らんなあ。
それではお客様、20フィートコンテナの約3分の1、10m3と仮定して小口混載貨物で来た場合とコンテナで来た場合の②の場合でお見積もりさせていただきましょう。
そうじゃの、そうしてくれ。でも、だいたいのところで今、分からんかの。
そうですねえ。混載の場合は通関料が……、取扱手数料が……、船社費用が……だいたい○○円、コンテナの場合は通関料、取扱手数料は同じで倉庫の費用なんかが…、船社費用が……、だいたい○○円くらいでしょうか。
あとは関税、内国消費税は実費、税関検査があった場合も実費でのご請求となります。
あとは関税、内国消費税は実費、税関検査があった場合も実費でのご請求となります。
よっしゃわかった。とりあえず見積書を作ってみてくれ。
承知致しました。今日中に見積書を作成して、明日にでもご挨拶方々お伺いしたいのですが。
よっしゃ、待っとるで。